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2017.10.19 Thursday

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    サーモンのシーズン終了

    2013.12.03 Tuesday

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       JUGEMテーマ:フライフィッシング

      もう一度だけコーホーをトライしてみようと車をハイウェイ1号へ向ける。

      午後から用事があったので、釣りは午前中だけの予定。


      朝の7時を過ぎてもビクトリアのメインストリートは暗く夜明けの気配は全く感じない。

      日曜日の早朝ということもあり街中はナイトシフトのタクシーを時折見かける程度。

      カラフルなライトの帯を巻き付けられた歩道の街路樹だけが妙にその闇に映える。

      そのブルーや赤の電飾の色味が昨夜巻いたフライのシンセテックな素材を連想させた。

      この手の輝きはサーモンにも人間にも同じようにアピールするのかも知れない。

      フライもクリスマスの電飾もターゲットを誘うという意味では同じなわけだしね。(笑)


      ゴールドストリームの山を超えてカウチン・バレーに入る頃に夜が明けた。

      高台にある休憩所に車を止めて夜明けの山並みを暫く眺めていた。

      ポッカリと浮かんだ大きな朝の月が文句なく美しい。





      ハイウェイ1号からダンカンの町へ左折し川沿いの道へ出ると平屋の古い教会がある。

      その学校のグランドのような広場の片隅に車を止める。

      教会が持つ独特な権威は全く感じられず、まるで山の分校のようだ。

      着替えてロッドをセットして川へ通じる小道へ。


      川辺は産卵を終えた大量のチャムの残骸が散乱し強い腐臭を放っていた。

      ブリッジの手前の長いストレッチをステップダウンしながら

      Yさんに作り方を教えて頂いたコーンヘッドのイントルーダーを流す。

      このフライはたぶんスティールヘッドに効くはずなので

      シーズン前まで作り貯めておこうと思う。Yさん、感謝しております。

      時折ジャンプするサーモンはすべて赤く変色した個体ばかり。

      もうフレッシュなサーモンはいないのか。もしくは上流へ向かったか。





      一度、フッキングしたのだけどすぐにジャンプで外れた。

      前回も同じことがあったのだけど、もしかしたらこれはスレなのか。

      最初に明確なアタリを感じないまま魚が掛かった場合、

      特にサーモンの場合はスレのケースが案外に多いような気がする。

      ジャンプする個体の数を考えるとかなりの数の古いサーモンたちが

      川底にラインアップしているはずだけど

      どうも彼らはフライに対しての興味は失せてしまっているようだ。


      先日、フライショップのアンディも言っていたけど

      この時期の古いサーモンにはスィングさせるフライは効かないから

      キャストしたら早いストリッピングで誘うとのこと。

      それでも反応するサーモンは少ないからスティールヘッドが川に入るまで

      家でフライでも巻いていた方がいいよ、とも言われたのだけど全くそのとうり。


      この日も対岸にはルアーの釣り人が何人かいて

      大きな金属製のルアーをドボン!と川底へ投げ込み大きくロッドをジャークさせていた。

      何人かはサーモンをランドしていたのだけど、どうも意識的にスレで

      掛けているような気がするのだけど、はっきりとは分からない。





      ブリッジ下のポイントまで来ると4、5人のルアーフィッシャーが

      焚き火をしながら休んでいた。すべてファーストネーション、

      つまりインディアン系の人たちだ。彼らはビールを飲み、マリファナを廻していた。

      この国もアメリカと同じ問題を抱えていて、彼らの土地を奪った後で

      彼らを居留地に押し込め、生活保護のお金を与えているのが実情だ。

      勤労する意欲を失い自殺する人やアルコール中毒になる人もとても多い。

      人間は金やモノを与えられるだけでは生きていけないのだ。


      それでも彼らは気さくでとてもフレンドリ−だ。

      フレッシュなコーホーを釣ったかと聞くと、赤い色の付いた古い奴ばかりとのこと。

      橋下の深みに大きなフレッシュなサーモンがまだいるはずだけどフライだと届かない距離らしい。

      スティールヘッドがジャンプしていたのを見たフィッシャーがいて、彼の話だと

      河口からこの付近まで行ったり来たりするスティールヘッドがもういるとのこと。


      彼らと雑談しながらの焚き火で身体も暖まったので、もうこれで上がることにした。

      9月中旬から始めた2013年のサーモンの釣りは12月の頭にやっと終わった。






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