サーモンフライ増産中

2016.09.18 Sunday

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    今週末からいよいよ本格的なサーモンのシーズンに突入。ここ数日、雨も程よく降ってるし、とりあえずは中部の川をチェックして、芳しくないようだったらキャンベル・リバーまで足を伸ばすつもり。実は10月にモントリオールの友人が1週間の予定でサーモンを釣りに来るので、彼のためのフライや釣り具のセレクト、宿泊の手配などその準備に忙しくしていたのだった。予定としては1週間ぶっとうしのバンクーバー島縦断サーモン・ツアーになる予定。川の選択やもろもろの準備も大変だけど、悪友との二人旅、とても楽しいツアーになりそうだ。

     

     

    メインのフライボックス。出来るだけ沢山のパターンを詰め込んでる。エッグパターンも少しだけある。

     

     

    そんなわけで連日、フライを巻いていたので本日はフライの話をします。サーモンのフライに関しては、日本と状況が違うので果たして私の情報が役に立つのかどうか、よく分からない。それでも島へ来て4年、ここでサーモンを釣ってきた私なりに出来上がってきたスタイルらしきものがあるので簡単に書いてみたい。前にも書いたけど、私はサーモンのフライに関しては「美しさ」は求めない。「釣れる」ことと「早く巻ける」ことの2点だけ。一度サーモンの釣りから帰ってくれば、10本以上のフックがロスしたり壊れたりする。その補充のためにチンタラと「美しい」フライを巻いてるわけにはいかないのだ。他にやることもあるしね。なのでアトランテック・サーモン・フライやスペイタイプのフライはドレッシングの細かい約束事が大変なのできっぱりと避けてます。

     

    凄く単純な話なのだけど、アトランテック・サーモンの釣りはアタリが少なく、一日2、3回バイトがあって一匹でもランド出来れば十分に釣りとしてはサクセスフルなのだ。希少的な意味で日本のサクラマスの釣りに似てる部分がある。一週間の釣りのツアーに参加して一匹も釣れなかったなんて話はザラにある。バイトが少ないということは、つまりフライの消費が少ないのだ。消費が少なければ、タイイングに時間を掛けて美しいアトランテック・サーモン・フライを卷くのは全く問題ないと思う。それに較べて西側のサーモンは数が圧倒的に多いし、当然バイトも多い。フライの消費は宿命なのだ。

     

     

     

     

    一番気をつけてるのが、ボリュームのメリハリと色。島でのサーモンの釣りは出会い頭にサーモンが釣れるケースは少なくて、ほとんどが定位している群れと長時間対峙するような釣り方になる。サーモンの活性が高ければフライは何でも良いケースもあるけど、ほとんどの場合は、手を変え、品を変え、サーモンの目先を変えていかないとフライをテイクしてくれない。ボリュームのあるフライの次に小さなパラっとしたフライを見せることで注意を惹いたり、色の変化で目先を変えたり.. 自分のフライの色味はカラーサークルに対応させている。

     

    カラーサークルを参考にするのは、私が絵やイラストを描く時に使用する癖がついているからだ。色の組み合わせをフライの素材を並べて選ぶよりも、客観的に出来るメリットがあると思う。それと例えばグリーンをベースにするなら隣の黄色や明るい’ブルーなどを組合わせることで、深みのある色調を演出できるのだ。ブルー系なら、隣のパープルを組合わせるとか、オレンジなら隣のイエローを合わせるとか..まあ、これは有名なミッキー・フィンというフライの色味なのだけど。サーモンは単純なようで、案外に色の組み合わせで反応する部分がある。単色を使い続ければ、見切られる可能性が高くなる。実際に海にいるミノーだって、単純なシルバーではなくて複雑な色味が混ざり合ってるわけで、サーモンがそれを認識出来るのは当然だと思う。写真のセンターには黒のボディのフライがあるが、これはとても重要。色を見飽きたサーモンは時々、黒にとても反応することがあるのだ

     

     

    サブのボックス。一応予備用でメインのボックスが無くなっても、最低釣りが出来るフライを入れてる。

     

     

    一応、サーモンの種類によって好みの色があると言われる。ピンクサーモンならピンク系、チャムならグリーン系、コーホーならブルー系などと言われるけど、一応の目安にしてもいいけど、あまり決めつけない方がいいというのが私の意見。その日の状態で全く違ってくる。よく日本のサーモン・フィッシャーのフライボックスが赤一色なのを見かけるけど、もしあれで赤が効かなかったら、どうするのだろう。しかもみな判で押したように大きなマラブータイプ。それが効いて釣れ続ければ良いけど、日本だってサーモンの釣りはそんなに簡単じゃないと思うのだけど。それとも日本では赤が、もう絶対に効くのかな。

     

     

    ピンクサーモン用のボックス。ピンクとグリーン系がメイン。

     

     

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    2017.06.21 Wednesday

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