サーモン・フィッシング・キャンプ 2017 最終回

2017.09.01 Friday

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    今回、イヴ・リバーで使ったフライについて簡単にまとめてみたい。ピンク・サーモンがメインのターゲットだったのは間違いないのだけど、実際に川にはコーホーもキングもいた。なのでピンク・サーモンのためのフライ・セレクションというよりは、島のサーモンの釣り全般に使えるものと考えてもらっても構わない。一般的にはピンクサーモンにはピンク、レッド系、キングにはブルー、グリーン系、チャムにはチャートリュース、コーホーにはシルバー系などと言われているのだけど、私の経験では、あんまり関係ないと思っている。その日のコンディションやサーモンの気分で、ヒット・フライは変わってくる。いずれにしても、フライをローテさせながら釣り続ける中で、サイズや大きさ、カラーを変化させていく必要がある。ただし、ここで紹介するフライはあくまで私の場合であって、他のフィッシャーのフライ・セレクションはたぶん全く異なると思う。トラウトの釣りと違い、サーモンの場合(特にパシフィックでは)、スタンダードなフライ・パターンは無いに等しい。ある人はアトランテック・サーモンのパターンで釣ってるし、また伝統的なスティールヘッドのパターンをサーモンに使っている人もいる。要は自分が釣れると信じるフライ、もしくは好きなフライを使うしかない。

     

     

    ビードヘッドのウーリー系。このパターンは縦の浮き沈みによるゾンカーで誘う。主に流れがしっかりとあり、ある程度の深さがある場所で使ったり、サーモンがまだフライを見慣れない朝一番で使ったりする。大きさ、重さ、カラーの違うパターンを各種用意する。用意したい色はピンク、パープル、ブルー、チャートリュース、ブラックあたり。トラウト用のウーリーと違いショートシャンクを使用、テコの原理でバレるのを防いでいる。タイイングが簡単なので、量産しやすいのが嬉しい。このパターンはサーモンに限らず、トラウトなどでも使われる定番なのだけど、フライとして効くのは間違いないところ。実戦的なフライである。

     

     

    同じくビードヘッド、ダンベル・アイのウーリー系なのだけど、もっとソルト寄りのミノーを意識して細身に作っている。ボディはUV系テープを巻き細めに作り、ハックルはUVシンセをコンポジットにして襟に巻いている。テールは少なめのマラブーを使用。今回の釣りはこのフライが大当たりで、ピンクはもちろん、コーホーもこのフライに来た。最初のウーリー系のパターンよりも、水の中では、かなり細身に見えながらもそのキラメキが異様に際立っていた。群れの中に送り込んでも、さほどサーモンを驚かさないパターン。Mustad C71S SS #6を使用。このフックはサークル・フックでありながら、ある程度シャンクの長さがあるので使いやすい。ただ今季からディスコンになってしまい、残念ながらもう手に入らない。今、代わりのサークル・フックをネットで探しているのだけど、シャンクが短いものがほとんど。困った。

     

     

    サークル・フックに巻かれたスモール・パターン。ボリュームのあるフライを使ったあとに効果的。この手のパターンはすべてのサーモン・フィッショングに効くので絶対外せないパターン。Mustad C71S SS #8はサーモンのフックとしてはかなり小さい。特に下の二つのパターンはピンクが大好きで、よくフッキングしてくれたのだけど、フックが小さくサークル状のため、約半分はファイト途中でフック・アウトしたと思う。

     

     

    チューブフライ。そこそこ釣れてくれたパターン。これでもフライ・ボックスの中から小さいヤツを選んで使ったのだけど、どうもまだバルキーなようだ。もっと細身のチューブを手に入れて、繊細に作る必要がある。キャンベル・リバーのように流れのある場所で、群れが込み入ってない状況では、このサイズで問題ないと思う。針崎をアップにしてセットしても、やはり2度ほどスレ掛かりがあった。たぶんリトリーブした時にフライが浮き上がり、サーモンのボディ下側に触れてしまうのだと思う。残念ながらチューブフライもスレ掛かり解消にはならなかった。ただサークルフックのショートシャンク版をチューブフライに使う手はあるかも。

     

     

     

     

     

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