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2019.06.27 Thursday

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    ラインの重さ、メーカー推奨を信じるな

    2018.10.20 Saturday

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      通常、サーモンの釣りがピークのこの時期、週2回ほどは川へ向かうのですけど、さすがに先週の爆釣の後は心身の疲れもあり今週は丸々休むことに。身体を休め、補充するフライを巻きながら、もし大型サーモンとのファイトに圧倒的に強いSage #7 TCX のロッドにもっと軽いフライラインを組み合わすことが出来れば、スークリバーでは最強のギアだな..とツラツラと夢想しておりました。

       

      前回はロッドにOPST 450gr(OPSTのライン適合表より)を合わせましたが、終日のキャスティングと途切れないサーモンとのファイトで疲労が溜まった印象があったからです。まあ、歳のせいということもありますけどね。もっと軽快に軽いラインでキャスティング出来れば..という思いがグルグルと頭を巡り、あれ?もしかしたらという閃きが浮かびます。ふと手持ちの #5スイッチロッド用のOPST 275grで試しにちょっとテストしてみよう、と。もちろん軽すぎだろうな..という思いはありましたけど、ロッドの真ん中から上だけを使って弾いているわけだから、そもそもロッドにさほど負荷を掛ける必要が無いのではないか..。同じメーカーの同じライン、その差は175gr。

       

      Sage #7 TCXは実質#8、#9(スペイ)のロッド強度があり、推奨グレインは500grから550gr、過去のSpeypagesなどを見ると「650grがベストでバズーカのようにぶっ飛ぶぜ!」みたいなコメントも見受けられます。かく言う私は、スカジットラインで510gr、スカンジ系ラインで450grあたりを合わせておりました。超ファーストアクションで強靭なバットを持つこのロッドは、ロッドの真ん中からティップにかけて弾くような感覚で投げるというのが私の印象なのですが、先に書いたように重いラインを使用する人たちは、多分、強引にバットに負荷を掛け、そのパワーを飛距離に転換しているのでしょう。このロッドと付き合ってもう6年になるのですけど、いろんな人がいろんな重さのラインを使い、それぞれが独自の主張を展開してまして、未だにこのロッドの素性が明らかになっておらず、ベストなラインは一体何なのか、その答えを求めて試行錯誤している自分。ただツボにハマった時のキャスト距離、掛けたサーモンは絶対服従させるそのパワーに惚れ込んでしまってますから、他のロッドへの移行が出来ない状態。まるで性悪女に引っかかった情けない男ですな。

       

      早速、自宅前の海岸にロッドを持ち出してOPST 275gr+ヴァーサティップ10ftをセット、投げてみてびっくり仰天。ラインは軽く振るだけですっ飛んで行きました。軽く20ストリップがあっさりと出て行きます。今まで使っていた450grよりも飛びましたね。で、いろいろな投げ方を試して見ます。まず、ノーマルのダブルスペイ。スナップしてラインをセットし、アンカーを手前の水面に置いてのキャスト。次にシングルスペイ。リトリーブ後、ティップを斜め前に上げてそのままロッドを横に引きながら縦の運動に変換しタッチアンドゴー。その次がスネークロール。そして最後はロールキャストでラインを伸ばして、バックキャスト一発、そしてシュート。全ての投げ方でそれぞれしっかりと距離が出ます。

       

       

       

       

      一番距離が出たのは、オーバーハンドキャストなのですが、フライラインとティップが塊となって着水してしまいます。オーバーパワーとなり綺麗にターンオーバーしてくれません。少しパワーをコントロールして投げられればイケそうです。シングルスペイ、スネークロールとダブルスペイはほぼ同じ距離。実際の釣りではスークの場合、角度変換がないのでラインのセットが要らないシングルスペイの方が楽。スネークロールも飛距離が出ますし、シングルスペイのバリエーションと言えるキャスティングなので、スークではこれも使えそうですね。スネークロールで投げるのであれば、川に入らずとも対岸にフライが届きそうです。要するにバックスペースの有る無しで、キャスト方法を選べば良いということで、これも軽いラインを使用している恩恵と言えるでしょう。

       

      OPSTのCommando headは275grまでは13.5ft、300grから15ftとなりますので、12.6ftの#7 TCX のバランスという意味では300grの15ftがベターでしょう。25grのアップは全く問題となりません。たぶん350grまでは同じように軽快に投げられるはずです。その辺りのラインチョイスは、スティールヘッドの釣りで大きなダンベル付きのイントルーダーを使用する際に多少ラインを重くするとか、サーモン相手でフライが小さい場合は軽くするとか、融通が利きます。とにかくロッドのライン重量の許容範囲がベラボーにワイドなわけですからね。

       

      今回、私のTCX に関しては推奨ラインの重さよりもはるかに軽いラインが投げられますよ、という結論になりましたが、他のメーカーのロッドに関しては分かりません。多分、最近のSage系のファーストロッドはアクションが似てるので同じようにイケると思いますが、パラボリック系ロッドのミディアム(ファースト)アクションでは、どうでしょうねぇ、ロッドの真ん中からバットにかけて負荷を溜め込んで投げるタイプでは軽すぎるラインはちょっと難しいのでは?と推測します。ただ最近はミディアム系でもリカバリーが早くファースト系の雰囲気を併せ持つタイプもあるようなので、実際に投げてみないと分からないですね。軽いラインをお持ちの方は一度推奨ラインの重さを無視してトライして見るのも面白いと思います。1日に何百回と振り回すダブルハンドのラインは少しでも軽い方がいいですからね。

       

      言うまでのないことですけど、今回のテストはあくまでOPSTという典型的なショートラインを使用しての結果でありまして、他のラインは関知しませんのであしからず。

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