キング・サーモン、到着

2017.09.17 Sunday

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    ナナイモのサムからメールがあり、フレッシュなキング・サーモンがLQリバーに入ってきたとのこと。待ってました!イヴ・リバーの釣りからほぼ一月、北の川とのタイムラグのせいで、釣りが出来ない状態が続いていたのだ。サムの話では、かなりのローウォターでサーモンがステイ出来るプールが限られていること、数も例年よりもかなり少ないらしい。ただ、彼自身はフレッシュな遡上に丁度当たり、プール全体がサーモンで溢れている状態で釣りが出来たらしい。ラッキーな奴だ!2時間で10回以上フッキングしたというから、羨ましい限り。プールに居る時に、白波を立ててドッとサーモンが入ってくる時があるのだけど、そんな時は、もう、お祭り騒ぎで大変だ。サーモンは興奮してるからフライをやたらガンガン咥えるのだ。

     

     

    渇水のため川全体がシャローでサーモンをホールドするプールが少ない。

     

     

    そんなヨダレの出るような話は、とりあえず横に置いとく。何はともあれ、この目で川の状態を見てみないといけないというわけで、早速出かけてきた。川を一目見て、例年よりもかなり減水してるのが分かった。去年、よく数を釣ったブリッジ上のプールにもサーモンはいるのだけど、プールが小さくなってしまっていてホールドされてるサーモンも少ない。そこで釣っていたフィッシャーにちょっと聞いてみた。先週は、ほんとにお祭り騒ぎだったのだけど、ステイできるプールが少ないためか、一気に上流のハッチェリーまで上った行ったとのこと。ほんとによくあることなのだけど、サーモンの釣りは、1週間ずれると状況がガラリと変わってしまうのだ。

     

     

     

     

    川の中流部までのプールをチェックしてみて、サーモンが溜まっているプールはたったの三カ所。土曜日ということもあり、どのプールにも釣り人がいた。この川はキャンベル・リバーのような有名河川ではないのだけど、フライ・オンリーということもあり、ローカルなフィッシャーを中心に人が集まってくる。困ったなぁ..と思いつつ、とりあえず真ん中にあるプールで後ろから見物していた。3人釣り人が、3方向からプール中央のサーモンのスクールを狙っていたのだけど、そのうち1人のフィッシャーが場所を離れるというので、代わりにその場所に入れて貰った。何気なく後ろで見ててラッキーだった。15メートルほどのプールに40から50匹のサーモンがホールドされている。減水のせいで川底がしっかりと見えるほど水はクリア。完璧なサイト・フィッシングだ。ほとんどがキング・サーモンでピンク・サーモンも多少居るみたいだった。

     

     

    午後の渋い時間の中での貴重な一匹。砲弾型のボディの走りはトルクフル。

     

     

    減水のためプールは浅くてせいぜい2フィートから3フィート。シンクティップをクリアのフローティングに変えて、長めのティペットを付ける。流れはほとんどないので、キャストした後はフライが沈むのを待って、ゆっくりとリトリーブ。イヴ・リバーでの釣りと基本的に同じ。釣り始めて3キャスト目、鈍いアタリにロッドを立てると、プール中央でギラっとシルバーのボディが輝き、周りのサーモンがパッと四方に散った。クリアな川でこのフッキングの一連の様子を目にすることは、非常にエキサイティングで脳内の快楽物資が放出される瞬間だ。実際にサーモンとやり取りする時よりも、この最初の数秒がはるかに興奮する。釣り初めてすぐに反応があったのは、私のフライが今まで釣っていたフィッシャーのものと違うタイプだったからだと思う。サーモンはすぐにフライを見切ってしまうので、常に目先を変えていかなくていけない。ラインをズリズリとリールから引き出しているサーモンはかなり大きめで、隣のフィッシャーが、お、それ、でかいよ!と自分のラインを仕舞い、サーモンとのやり取りのスペースを作ってくれた。小さなプールでの釣りは誰かが掛けるとスペースを作ってあげるのが暗黙のルール。

     

     

    午前中、最初の一匹。ピンクの大きさに近い小ぶりなキングだけど、パワーはピンクとは比較にならない。

     

     

    左右に走るフレッシュなキング・サーモンは20ポンド近いかも知れない。ところがここで信じられないことが起こった。リールのインナースプールのネジが緩んでいて、いきなりポチャっと川に落ちたのだ。何が起こったのか、すぐに理解できなったけど、とりあえずスプールを拾い上げる。といってもサーモンの強烈な引きの中で、ランニングラインはハチャメチャだし、パニック状態。何とかスプールをセットし直した時にはラインのテンションは消えていた。恥ずかしいやら、情けないやらで、穴があったら入りたい気分。他の二人のフィッシャーも苦笑していた。その後、すぐにまたフライに反応があり、慎重に対処して無事ランドしたのは、やや小型ながらギンギンにシルバーボディのメス。ほっと安堵の溜め息。

     

     

    黒い影はサーモンの群れ。先週はこの4倍ほどプールに居たというのだから恐ろしい。

     

     

    昼前までは薄曇りでやや肌寒いくらいでフリースが必要だったのだけど、午後になると晴れ渡り気温は上昇した。午前中は喰いのオン、オフの間隔は比較的短くて、サーモンの反応は良かったのだけど、午後になり強い陽がダイレクトにプールに注ぐようになると、サーモンはかなりナーバスになってきてフッキングの頻度がガタっと落ちる。朝の10時半から2時半頃までこの場所で釣っていたのだけど、フッキングは7、8回、ランドできたのは4匹だった。この日、サイズはキング・サーモンにしては比較的小型なものが多かった。最初にバラしたやつがたぶん一番大きかったと思う。それでもサーモンはすべてフレッシュで、シルバーのボディは美しく、その引きのパワーはやはり強烈だった。次の休みの日まで、このプールにサーモンが居るのか、上流へ向かうのか、ちょっと微妙なところ。サムの話ではメインのランはたぶん終わりで、雨が降ればエクストラで追加分が川に入ってくるだろうという予想。どうすっかなぁ、スークのチャムの遡上はまだ先だし、キングをもう少し狙ってみたい気はあるんだけど、2時間ドライブして川にはサーモンがいませんでした、じゃダメージが大きい。迷うところだ。

     

     

     

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